こんにちは！カブボーイです。
投資の種類の中で今回は、「株式投資」について詳しく仕組みや始めるにあたってのポイントやメリット、デメリット、注意する点などを知っていただけたらと思います。
株式投資とは
企業が資金を調達するために発行する「株式」を購入するものです。株式を購入した人を株主といい、会社の出資者の一人となります。
株主になるとどのようなことがあるのかをみていきます。まず株式で思い浮かぶのが株主総会ではないでしょうか。
株主は企業の経営に参加する権利を持つので株主総会への出席だけでなく発言も可能です。株主総会は企業の重要な場です。取締役の選任や会社の合併など様々な話があります。
次に企業が得た利益を所有している株の数に応じ、配当金を受け取ることができます。
さらには企業が解散などをする場合に残る財産を受け取るなどの権利もあります。
ここでメリット、デメリットに視点を変えてみます。
【メリット】
・上記であげたように企業の一部を所有する形になるので、株主総会への出席や発言権、配当金が得られる。
・株価の値上がりにより差額で利益を得れる。
→株価は変動するので、安く買った株が値上がりした場合、その差額が利益になります。
・株主優待がある。
→株主優待制度がある企業に限りますが、企業の商品やサービスなどの特典が付きます。
【デメリット】
・株価の値下がりによる元本割れ
→値上がりすれば利益にはなるが、その分下がれば元本割れにつながる。
・他の投資商品に比べると最低資金が高額
→投資信託のような少額で毎月積み立てれるものに比べ、株価は高額といえる。
上場株は表示されている値段は1株あたりである。基本的に取引は100株単位となるので
表示価格×100をした数字が最低購入額になるため、高額投資となる。
・株の購入は優先順位があり、取引所取引において「価格優先の原則」、「時間優先の原則」、「成行注文優先の原則」がある。
→これは自分が希望している額で必ず購入するできるわけではないことを指している。
なので、自分が用意した資金で購入予定の株価×100で必ずしも購入できるわけではない。
次に実際にどのようにして購入するのかを見ていきましょう。
・購入方法
株の売買には証券会社の口座が必ず必要です。
証券会社はいくつもあるので、手数料や取引のしやすさで選ぶとよいでしょう。
・口座開設
証券会社を選んだら、実際に開設をします。最近ではネットで開設もでき、個人情報などをそのままアップロードできるので
素早く開設できる証券会社も増えています。いくつかの証券会社を口座開設の手順などもふまえ投稿しているので確認していただき、自分が好きな証券口座を開設していただけたらと思います。
・購入する株を選ぶ
日本の株式は約3700社が上場しています。
その中から自分が購入したい株式を選びます。
たくさんの株式の中で選ぶのが難しいと思われますが、知っている会社を選んだり、株式を持つことでの株主優待や、今後の業績や株価など選ぶ基準は人によって様々です。
・購入と運用
購入する株が決めったら実際に証券会社に入金をし、購入します。
購入方法(注文方法)は主に成行注文と指値注文です。
・成行注文とは
→現在の株価で株式を取引したい場合に使用する注文方法です。
すぐに注文できる可能性は高いですが、指値注文と違う点は取引が成立しても実際の価格(希望価格)で購入できるとは限りません。
・指値注文とは
→自分の希望する価格で購入したい場合の注文方法です。
なので現在の価格よりも下の位置で買いたい場合などに使用し、希望した額になると注文が成立します。
購入をしたら利益がでたら売却したり、そのまま保有して企業の特典を受けたりと様々です。
・株価の変動について
株価は毎日変動しますがその要因はなんでしょうか。
変動する要因としては業績はもちろん、経済指標や、国際情勢やニュースなどたくさんあります。
経済指標とは何かといいますと、政府が定期的に発表する国の経常収支や物価の状態、財政状況などです。
これらで国の状況を把握することができます。
この経済指標がよければ買われ、悪ければ売られるということにつながります。
経済指標の中身については毎月行われる景気動向指数(CI)や完全失業率、国際収支などがあります。
他には年に4回ある国内総生産(GDP)、日銀短観などがあります。
このように株価が変動する背景には様々な要因があることがわかります。
購入せずとも株価の変動は確認できるので、気になる株価を見てみるのもよいでしょう。
以上が株式投資を始める際に抑えておく点になります。
メリット、デメリットを理解し、より良い投資ライフになればと思います。
投資が株式投資だけではないので、自分にあったものを見つけることが一番だと思いので、これから他の種類についても投稿していきたいと思います。
※投資は自己責任の為、当該投資における利益・損失における責任は全て本人の元にあるものとし、最終的な決定はご自身の判断（自己責任）でお願い致します。