株式投資

配当金と株主優待とは?

こんにちは!カブボーイです。

今回はタイトルの株式投資における、配当金と株主優待について話たいと思います。

・配当金

配当金とは企業が利益の一部を株主に還元するものです。ですが必ずもらえるというわけではありません。

業績によっては配当金を出す利益が上げられていないところもあるので、絶対もらえるものではないということです。

逆もあり、利益が出ていなくとも支払われる場合もあります。

企業自体が成長過程にあり、企業自体の投資金として回されることもあります。

なので配当金を目当てに株式を購入するのであれば、事前にその企業が配当金を出しているのかを確認しましょう。

次にいつ配当金がもらえるのかに移ります。

配当金を配る時期、回数は企業によって異なります。

日本では年に1,2回で本決算と中間決算の時期が一般的であると言えます。

もらえる条件としては決算日の3営業日前に株式を保有している必要があります。

配当金をもらうのであれば余裕をもって購入することをお勧めします。

理由としては株式には権利付き最終日というものがあります。

そして権利付き最終日の翌営業日のことを権利落ち日といい、この日に株を売っても配当金はもらえるようになっています。

なので、権利付き最終日に株式を購入し、権利落ち日に売れば配当金がもらえます。

ですが、この考え方を持つ人がおおいので権利付き最終日に購入が増え、株価があがり、権利落ち日に下がるという傾向もあるので売買の際は注意しましょう。

それでは実際にいくらもらえるのかを計算していきましょう。

配当金は企業によって違います。投資家がチェックするのは配当利回りというものをチェックしましょう。

計算式に関しては以下の通りです。

配当利回り = 1株当たりの配当金 ÷ 現在の株価

例を挙げて計算してみます。

1.1株当たりの配当金が10円で株価が500円であれば配当利回りは2%

2.1株当たりの配当金が5円で株価が500円であれば配当利回りは1%

同じ株価ということは同じ投資金ということになりますので、配当利回りの高い1の方がお得であるといえるでしょう。

利回りについては、企業ごとに違うので以下サイトで確認してみてください。

配当利回りランキング【株式ランキング】 - みんかぶ(旧みんなの株式) (minkabu.jp)

これを確認すると上位では高い数字が出ている企業があります。

ですがこの数字だけを基準にして株式を買う際には注意が必要です。

一般的に5%を超える企業は高配当利回り銘柄とされています。

株式投資において配当利回りのいい企業を選ぶということはいいように見えますが、業績によって変化するので今現在高配当の株式があっても将来的にみて、その可能性がなくなるということもあります。

なので配当金を目的として購入する際は、今の業績を確認する必要があると言えます。

それでは次に株主優待に移ります。

・株主優待

株主優待は企業側からの保有している株主に対して感謝の気持ちを込めて贈られるものです。

内容に関しては企業の商品であったり、引換券など様々です。

実際に企業の株主は以下で確認できます。

株主優待 | おすすめの優待情報 - みんかぶ(旧みんなの株式) (minkabu.jp)

株主が保有する株数によって内容も変化し、保有数が多ければ内容はグレードアップします。なので、自分がほしいものやもらえるための株数を確認しておく必要があります。

もらえる条件は配当金と同様で権利確定日があるので、それに対して権利が発生し、権利付最終日まで株を買っておく必要があります。

また株主優待の発送に関しては2,3か月後に行う企業が多く、権利確定月の3か月後という目安をもっているといいでしょう。

まれに保有条件もある企業があるので、事前確認が必要です。

株主優待にも利回りが存在し、優待利回りと言います。

これは優待に必要な株数を購入した金額に対して1年分の優待価値がどれくらいあるかを表したものになります。

計算式に関しては以下の通りです。

優待利回り = 優待の価値 ÷ 優待所得にかかった金額

例を挙げて説明していきます。

年に2回の商品券(2000円分)があったとします。その企業の株価は1000円で必要株数は100株の場合は優待を受けるには10万円(株価:1000円×株数100株)が必要になります。

これにより

2000円分×2回=4000円分(商品券合計)÷10万円(必要金額)=4.0%となります。

これはあくまで例であり、企業によって数字は違うので、実際の優待利回りを計算しお得な優待を見つけてみましょう。

ですが、この優待利回りが高いと株価が安いということにもなり株価が下がってきていて業績が悪化している可能性もあります。

もしかすると株主優待がなくなる可能性もあるので、企業の業績のチェックは欠かせません。

以上が、配当金と株主優待になります。

企業を調べて面白いと感じたものを購入してみるのもよいかもしれませんね。

※投資は自己責任の為、当該投資における利益・損失における責任は全て本人の元にあるものとし、最終的な決定はご自身の判断(自己責任)でお願い致します。

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