株式投資

移動平均線を使ってみよう ~Part2~

こんにちは!カブボーイです。

今回は移動平均線の続きになります。

↓前回の記事はこちらです。

移動平均線を使ってみよう ~Part1~

2023/11/29  

こんにちは!カブボーイです。 今回はインジケーターの代表でもある 「移動平均線」について書きたいと思います。 移動平均線についてはたくさん種類がありますので、代表的なものを説明したいと思います。 移動 ...

今回は移動平均線の種別の部分を書きたいと思います。

Trading Viewの仲にある移動平均線の種別はこちらになります。

前回は単純移動平均線(Simple Moving Average)を紹介しました。

次は指数平滑平均線(Exponential Moving Average)を紹介します。

単純移動平均線はSMAと略されることがありますが、この指数平滑移動平均線はEMAと略されることが多いです。

単純移動平均線とは違い、少々難しい計算がありますので、計算式から見ていきます。

まずは比較対象としてSMAの計算式から見てみましょう。

SMA=(n1+n2+…+nx)/x

n1=1本目の価格

nx=x本目の価格

非常に簡単な計算式であることがわかります。

次にEMAを見ていきましょう。

EMA=EMA(x-1)×(1-a)+EMA×a

x-1=前日のEMA

a=2/(x+1)

これをみてすぐに理解することは難しいと思います。SMAから急に難しくなりましたね。

前日のEMAをみているという部分から直近の価格を重視していうことがわかると思います。

では実際に表示してみます。

期間は25本で表示しています。

前回のSMAと比べるために2つ表示してみます。

実際に100本の指数平滑移動平均線(EMA)を表示してみましたが、単純移動平均線(SMA)とどのように変わったがかわからないとおもいますので、両方入れてみます。

青色が指数平滑移動平均線(EMA)で、オレンジ色が単純移動平均線(SMA)になります。

これをみてわかるのはEMAの方がSMAと比べると動いているということがわかります。

どういうことかというと同じ期間ではありますが、前日のEMAを考慮するという計算式なので、動きに対してSMAよりも早く動くことになります。

逆を言えばSMAのほうが線の滑らかさがあります。

EMAだけでいうと動きが早いので敏感に反応するということでもあります。

これは動きに対して早く反応するということになり、いち早くトレンドをつかむことができます。

しかしダマシにはあいやすくなります。

ダマシとは取引をした際に順張りで買い注文をした場合に逆方向(売り方向)に行くことです。

トレンドの初動をつかむことにはなりますが、その分信頼にかけるということにもなってしまいます。

ですがSMAは線が滑らかでダマシにあいづらいという特徴もあります。

滑らかであれば、EMAよりも遅くトレンドをつかむということにもなりますが、しっかりトレンドが発生した段階でつかむことができます。

どちらも使い方は様々ありますので、一概にどちらがいいとは言えません。

Trading Viewに移動平均線を入れてみて、パラメータ画面にて種類や期間などを変更してみて、ご自身に合うものを探してみてください。

※投資は自己責任の為、当該投資における利益・損失における責任は全て本人の元にあるものとし、最終的な決定はご自身の判断(自己責任)でお願い致します。

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