株式投資

移動平均線を使ってみよう ~Part3~

こんにちは!カブボーイです。

今回は移動平均線の続きで3回目になります。

↓前回、前々回の記事はこちらです。

移動平均線を使ってみよう ~Part1~

2023/11/29  

こんにちは!カブボーイです。 今回はインジケーターの代表でもある 「移動平均線」について書きたいと思います。 移動平均線についてはたくさん種類がありますので、代表的なものを説明したいと思います。 移動 ...

移動平均線を使ってみよう ~Part2~

2023/12/1  

こんにちは!カブボーイです。 今回は移動平均線の続きになります。 ↓前回の記事はこちらです。 今回は移動平均線の種別の部分を書きたいと思います。 Trading Viewの仲にある移動平均線の種別はこ ...

今回は続きで移動平均線の種別の部分を書きたいと思います。

MT4にある移動平均線の種別で次は平滑移動平均線(Smoothed Moving Average)について書きます。

この平滑移動平均線(Smoothed Moving Average)はSMMAと略されます。

まずは計算式から見ていきます。

SMMA=(x日の終値の合計ー1つ前のSMMA)/x日

少々わかりにくいかと思いますので、チャート上に表示してみます。

このような表示になりましたので、以前のSMAとEMAと比較してみましょう。

紫色が平滑移動平均線(Smoothed Moving Average)で青色が指数平滑移動平均線(EMA)で、オレンジ色が単純移動平均線(SMA)になります。

少しアップにしてみます。

違いに関しては指数平滑移動平均線(EMA)と単純移動平均線(SMA)は前回紹介しました。

平滑移動平均線(Smoothed Moving Average)はどのような違いがあるのか見ていきます。

この部分を見てみるとわかるように動き方はEMAに近く、計算式上でも前日を見るという部分なので、動きに敏感なのがわかります。

ですが、EMAほどの角度は付きづらい印象もあります。

実際に取引に使う際には、前回同様ダマシに合う場合もあるということを頭に入れておきましょう。

EMAと違う動きをすることから、どちらが使いやすいなど人によって分かれる場合もあると思いますので、ぜひチャート上で表示をしてみて考察をしてみてください。

続いて、4つ目の加重移動平均線(Linear Weighted Moving Average)を紹介します。加重移動平均線はWMAと略されます。

なかなか聞く機会がない移動平均線の種類でもありますので、少し計算式と一緒に中身を見ていきます。

そもそも線形加重が難しいですが、意味としては重みが増えて、現在足が最大であることを意味しております。なので、重みが過去に行くたびに、減っていき、比重も減ることになります。

難しいと思いますので、計算式を見ていきます。

LWMA=終値1x+終値2(x-1)+終値3(x-2)…終値x / (x(x+1)/2)

計算式を見てもピンとこない部分もありますので、チャート上に表示してみます。

前回同様、他の移動平均線と比べてみます。

今回は初めからアップで表示します。

ピンク色が加重移動平均線(Linear Weighted Moving Average)、紫色が平滑移動平均線(Smoothed Moving Average)で青色が指数平滑移動平均線(EMA)で、オレンジ色が単純移動平均線(SMA)になります。

同じ期間でも一番直近の動きに敏感であるのがLWMAである印象です。

しかし、動き方に関してはEMAに近い動きをしていて直近、現在にかけて敏感に終値に追従していることがわかります。

これらも実際にチャート上に表示し、どのようにして使うのかは使い手次第であり、自分自身で考察していくしかないですね。

今後も色々なインジケーターの紹介をしたいと思います。

また移動平均線には複数の取引方法があることを以前紹介したので、それらも一緒に紹介できればと思います。

※投資は自己責任の為、当該投資における利益・損失における責任は全て本人の元にあるものとし、最終的な決定はご自身の判断(自己責任)でお願い致します。

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