株式投資

経済指標の中で重要なものは?

こんにちは!カブボーイです。

前回の続きになりますが、経済指標の中で重要なものを紹介したいと思います。

毎日たくさんの経済指標の発表があり、どれを確認していけばいいのかわからないという人はまずは重要な経済指標の確認をすることをお勧めします。

 経済指標とはなんなのかという方はこちらから確認してみてください。

経済指標とは?

2023/11/23  

こんにちは!カブボーイです。 FXよりの話になりますが、株式投資においてもすごく経済指標というものは重要です。 市場時間での特徴などもありますが、その中でも経済指標や主要人物の発表というワードがありま ...

経済指標には以下の種類があります。

・雇用

・景気

・貿易

・金利

・物価

1つずつ見ていきましょう。

・米雇用統計

雇用に関する経済指標では有名な米雇用統計です。

これは毎月主に第一金曜日の午後9時30分に発表されています。場合にはよっては第二金曜日ということもありますが、基本は第一金曜日です。

この指標は統計対象が幅広く、比較的発表時期が早く、毎月発表ということで、注目をされやすいものになっています。

特に注目すべきは「失業率」と「非農業部門雇用者数」で、予想と結果の差が市場に大きく動きをもたらします。

・GDP(国内総生産)

2つ目に景気です。

これに関する経済指標で有名なものはGDP(国内総生産)です。

GDPとは一定期間内に国内で産み出された付加価値の総額のことです。

GDPは色々な国で発表されているもので、その国の経済状況などを示す指標として重要視されています。

四半期に2,3回程度発表されますが、速報値、改定値、確定値とあり、特に最初の速報値が注目されやすく、月で言うと4月7月、10月、1月が与える影響が大きいです。

・貿易収支

3つ目に貿易です。

これに関する経済指標は貿易収支で毎月10日ごろに発表されます。

輸出額が輸入額を上回る状況が貿易黒字、輸入額が輸出額を上回れば貿易赤字といいます。貿易黒字が増えると、相手国から受け取る外貨が増えるため、それを日本円に交換するために外貨を売って円を買うことになります。

影響はありますが、少ない場合があるので村がある経済指標と言えます。

・FOMC

4つ目に金利です。

これに関する経済指標はFOMC(連邦公開市場委員会)でアメリカの金融政策を決定する会合のことです。日本は日銀金融政策決定会合で金融政策を決定しています。

FOMCは年に8回開催されています。発表時には現在の景況判断や政策金利の発表がされます。予想と結果が違う場合には大きく市場が動くことがあり、世界中でも重要な指標の一つです。

金利でいうと欧州中央銀行(ECB)政策金利発表もあり、これはユーロ圏の金融政策を決定するもので、これも重要指標の一ついります。

・消費者物価指数

5つ目に物価です。

これに関する経済指標は消費者物価指数(CPI)で、消費者がサービスやモノを購入する場合の個々の商品やサービスの小売価格の動向を示す経済指標です。

国の物価のインフレの状況を表すものにもなります。

小売売上高は、百貨店、スーパー、コンビニなどの小売業者の売上額をまとめたものです。消費動向をみることは経済の動きをみることで大事なものです。

これらは毎月中旬ごろに発表されます。

以上、有名な経済指標を説明しました。

これ以外にもたくさんの重要な指標があります。

毎日、経済指標を確認し頭にいれておき、どのような動きをするのかをみていくと面白いと思います。

主要人物の発表などもあり、重要人物の名前を憶えておくと、どの国でどの通貨が動くのかなども分かるので、経済指標と合わせて憶えることをお勧めします。

※投資は自己責任の為、当該投資における利益・損失における責任は全て本人の元にあるものとし、最終的な決定はご自身の判断(自己責任)でお願い致します。

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