こんにちは!カブボーイです。
株式の基礎の続きを学んでいきたいと思います。
・株式投資の魅力
株式投資の魅力は主に3点あります。
1.株式の値上がり益(キャピタルゲイン)
一般的に株価は購入した金額よりも高い価格になったときに利益となります。
引用元:https://mag.minkabu.jp/kabu-beginner/starting/short-long-difference/
例えば、A社の株価が1000円だったとします。
10日後にA社の株価が1100円になったとします。
その場合、1100円 ー 1000円 = 100円
100円の利益を獲得できるということになります。
ですので、株価が上がるような要因をいち早く、情報収集することが
キャピタルゲイン獲得のカギとなるわけです。
2.配当金(インカムゲイン)
企業が得た利益の一部が株主に支払うものを「配当金」といいます。
配当金は、企業によって配当金額や、配当する回数などは変わってきます。
同じくトヨタ自動車(株)の場合、2022年の配当金は1株あたり120円となり、
同じくトヨタ自動車(株)の株を100株持っていたら1200円の配当金が支払われるということになります。
3.株主優待
企業が株主に自社の製品や自社サービスの割引券などを提供することを「株主優待」といいます。
優待内容はは保有している株数などに応じて異なり、
保有数が多いほどより充実した優待が受けることができる企業があります。
明治ホールディングスの場合は、優待内容が自社グループ製品詰め合わせになっております。
100株以上保有 ・・・ 2000円相当
500株以上保有 ・・・ 3500円相当
1000株以上保有 ・・・ 5000円相当
・株式投資をする上でのリスク
株式投資のリスクとしては、株式の購入価格が売買価格を下回った場合に発生する
値下がり損(キャピタルロス)が発生することです。
A社の株を1000円で購入して、900円で売却したときに1株当たり
100円の損失が出てしまうことになります。
また、投資していた会社が倒産してしまった場合は、会社の状況にはよるのですが
予想以上の損失が発生するリスクがあるということを理解しておかなければなりません。
⑧リスク回避について
・リスク回避について
株式投資のリスクで説明した値下がり損(キャピタルロス)を
少なくする方法として、分散投資というものがあります。
分散投資とは、1つの企業の株式に投資するのではなく、複数の企業に投資することです。
具体的な例を出していくと、2020年の各業種の株価騰落率について、建設業が12.4%、銀行業が-10.7%だった。
この場合、銀行業の株式のみ保有していた場合は損失が出る可能性が高かったと言えるが、
同時に建設業業の株式も保有していれば、値下がり損(キャピタルロス)は最小限に抑えれた可能性は高いと言えます。
このように業種や事業内容などによって分散投資を行うことはリスク回避に繋がります。
今回は株式に対しての分散投資のお話をさせて頂きましたが、景気変動によって株式に資金が流れにくくなる場合もあります。
さらにリスクを低減するには、株式、暗号通貨、
金などに分散投資をすることでリスク分散できると考えています。
また株式の購入タイミングを分散させる時間分散も
リスク回避の方法としては有効な手段であります。
2020年の日経平均で言うと、3月中旬に最安値を付けています。
そのため、3月初めに投資資金を全て投資していた場合より、3月初め、中旬と時間を分散して投資した方がリスクが軽減できています。
⑨株価が購入価格より値下がりした時の対処方法
・株価が購入価格より値下がりしたとき時の対処法
株価が購入金額よりも値下がりした場合に
難平(ナンピン)や損切(そんぎり)という方法があります。
■難平(ナンピン)とは
難平買いとは株価が購入価格より下回ったときに買い増しを行って、取得単価を下げる方法です。
個人的によく使うシーンとしては、本来は1000株、株式を購入したいが仕込む根拠が少ない場合です。
例えば、1000円で500株購入し、
その銘柄が600円になったときにさらに500株買い増しします。
この場合は平均取得単価が800円となり、利益が出る水準を下げることができるのです。
ですので、テクニカル分析とファンダメンタル分析を用いて、
難平買いを行っていくことは非常に有効な手段だと考えています。
ただ、難平買いには大きなリスクが伴ってきますので、より根拠が強くなったシーンや最初に購入する前にどれぐらいの資金まで
投資していくのかを考えて行っていくようにしましょう。
■損切(そんぎり)とは
損切とは、株価が値下がりして保有している株式を売却して損失を確定させることをいいます。
損切は、ロスカット、ストップロスともいいます。
株式投資において、一概には言えないですが、
個人的には資金流動性を大事にして取引を行っております。
そのため、将来的に株価が値上がりして利益が出る可能性があったとしても
長期間、株価が値下がりした状況で資金が塩漬けされると資金の流動性が低下してしまいます。
他の銘柄の仕込むチャンスを失うことにも繋がりますので、状況に応じて損切を行うことも重要になっていきます。
※投資は自己責任の為、当該投資における利益・損失における責任は全て本人の元にあるものとし、最終的な決定はご自身の判断(自己責任)でお願い致します。