こんにちは!カブボーイです。
ファンダメンタルズ分析やテクニカル分析がわかったところで、分析を行うときに知らない用語がたくさんできてきます。
その中で今回は日経平均と時価総額、NYダウについて話したいと思います。
・日経平均
日経平均とは何かというと東証プライムに上場している企業から業種別でバランスを考えて選ばれた日本株の代表225社の平均株価のことを指します。
証券会社などで「日経225」や「日経平均株価」など記載されているものもあります。
また「株価指数」とも呼ばれ株式市場の全体を表す株価として使用されます。
なので日本の株式市場全体の流れ、動きを表している数字といってもいいでしょう。
日経平均株価が上がっていれば、日本全体の株式市場も上向きで、逆に下がっていると下向きになるといった感じになります。
225社の銘柄数で株数が少ない企業の株式が買われると日経平均株価に大きくかかわってきます。
具体的には計算方法があり、今は単純に225社の平均値というわけではありません。
計算方法については特に覚えなくてもよいので割愛します。
話を戻すと、株式が少ない企業など全体を考慮し、銘柄の入れ替えを行うようになりました。
現在では定期的に行われており、全36業種中からバランスをみて1年に1回(10月)に1、2銘柄の入れ替えを行っています。
・時価総額
時価総額は株価がその日の市場での価格を発行済の株式数と掛けたものになります。
株価だけで見られる場合が多いですが、それだけでは比較が難しいという問題もあり、時価総額を割り出すことで、企業の市場価値を表すことができるようになりました。
極端に言えば株価が低くとも、発行数が多ければその分価値が高いということにも繋がりますし、比較がしやすくなりました。
下記サイトで時価総額ランキングが見れるので、一度みてください。
時価総額ランキング【株式ランキング】 - みんかぶ(旧みんなの株式) (minkabu.jp)
・NYダウ
NYダウとは正式名称:ダウ・ジョーンズ工業株価平均といい1896年から続くアメリカの経済指標です。現在は米国株式から30銘柄を選出しています。
企業的にも大きい会社が多く、よく聞くような会社がたくさんあると思います。
時価総額が大きいことや成長率を踏まえたりして選ばれた30社なので素晴らしい企業ばかりです。
下記サイトで30社が確認できます。
INDU Members - NYダウ 工業株30種 - Bloomberg Markets
アップルやアメリカン・エキスプレス、ディズニーやゴールドマンサックスなど、聞いたことのある企業ばかりです。
このように有名な企業が集まっている株価でもあるのでNYダウの動きは世界経済にも大きく影響を及ぼします。アメリカだけでなく、世界に進出している企業が多くあり、世界中の投資家から注目されます。
日経平均株価はNYダウを参考につくられているので、とても重要な関係性にあることがわかります。
日本では午前9時から15時までが市場が開いてますが、アメリカには時差があるので
日本の市場が閉まってる時にもNYダウは動きます。
なのでNYダウの動きをチェックすることで、日本株の動きを分析することができます。
・TOPIX
東証株価指数といいTokyo Stock Price Indexの略になります。
対象は東証プライム上場企業の全銘柄数になります。
日経平均とどのような違いがあるのかというと、計算方法がまず違います。
ですが計算式を覚えると大変でもあるので今回は割愛させていただきます。
違いがあるということを覚えて頂ければと思います。
TOPIXは東証プライム上場企業の全銘柄の時価総額を基に指数を算出しており、TOPIXの変動は日本経済に大きく動きがあったということにもなります。
TOPIXは東証プライム上場企業の全数になりますが、新規上場株や東証スタンダード、東証マザーズから昇格する株式もあります。
新たに東証プライムになった銘柄はTOPIXに組み込まれますが、上場日の翌月最終と決まっています。
よく証券会社の国内株式の欄に日経225とNYダウ、TOPIXがのっている場合があるので
注目してみるのもいいでしょう。
※投資は自己責任の為、当該投資における利益・損失における責任は全て本人の元にあるものとし、最終的な決定はご自身の判断(自己責任)でお願い致します。